情報コーナー第六回 of ALS-Shimane 2010


第六回      LinkIcon最新情報に戻る
<息漏れの方に朗報>

鼻からの息漏れで発声が困難になった方へ朗報です。
ALSや脳梗塞の後遺症などで軟口蓋の閉塞ができにくくなり、息漏れによる発声障害に有効な医療器具ができました。
岡山大学歯学部の皆木省吾教授が考案された「鼻スピーキングバルブ」です。私が装着したところ、劇的に発声が改善しました。特に殆ど聞き取れなくなっていたか行、た行、ら行、ぱ行が聞き取れるようになり、他の子音もかなり識別してもらえるようになりました。しかも呼吸のリハビリにつながります。実際、「鼻スピーキングバルブ」を装着して話している間は、鼻マスク式の呼吸器を着けなくても苦しくありませんでした。
着脱は自分で出来、外科的な処置はありません。鼻の穴の型取りや最初の装着時に削って微細な調整をするなど、歯科で冠を作ってもらうようなイメージで、2回合わせた診療時間は1時間ほどです。
岡山から遠い方には近くの歯科で製作できるよう連携して頂けます。概要は別紙の通りです。
 谷田人司(患者・島根県支部副支部長)
(詳しくは、こちらをクリックしてご覧ください。)

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